更年期障害の治療で病院を受診する場合は、まず婦人科を受診しましょう。
ただ、絶対に婦人科じゃないといけない!という事はありません。
更年期障害は、女性ホルモンが減少する事により、自律神経失調などの症状を引き起こします。
従って、自律神経失調を取り扱っている科であれば、どこでも受診できるのです。
例えば、内科や心療内科、神経科などでも受診出来ます。
腰痛など、体の症状が特に強い場合などは、整形外科など…、ですが、なぜ婦人科が進められているのでしょう?
更年期障害の治療法は、主にホルモン補充療法です。
減少した女性ホルモンを、補う治療法の事ですね。
この女性ホルモンを使用出来るのは、実は婦人科だけなのです。
女性ホルモンであるエストロゲンの使用は、やや複雑であり、時には出血や婦人科系の病気の引き金にもなります。
ホルモン剤投与に関する、様々なトラブルを診察出来るのは、やはり婦人科のみになってしまうのです。
その為、まずは婦人科へ行き、診察して貰うのが一番安心でスピーディーだという訳なのです。
更年期障害の治療に限らず、病気治療にとって、病院選びはとても大切な事です。
長い治療になる為、医師とのコミュニケーションは、とても重要なものになって来ます。
もし、ご自身にかかりつけのお医者さんが居るのであれば、信頼出来る医療機関を紹介してもらうのも、一つの手です。
ネットの口コミも参考にしてみて下さい。
その他に、医師選びのコツは、初診の患者に対する最初の態度で決まります。
流れ作業的に診察し、さっさと診断名を出して薬を処方する。
そんなお医者さんも居ますよね。
これは、もちろんダメ医者パターンですね。
良い医者は、きちんと病気についての説明をしてくれます。
患者の症状をしっかりと把握し、治療内容を明確に伝えてくれます。
不安な気持ちを察してくれて、医師の方から積極的に、質問をしてくれたり、声を掛けてくれたりもします。
受診していて、安心感を感じられる医師であれば、信頼しても大丈夫でしょう。
逆に自分が、診療に対して少しでも疑問が残る様な病院は、避けたほうが賢明かもしれません。